STORY
シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、電話会社に勤めながら、一人息子のウォルターを育てていた。
ある土曜日、クリスティンが休日出勤を終えて家に帰ると、留守番しているはずのウォルターの姿がなかった。
5ヶ月後、ロス市警によって保護されたウォルターと名乗る少年と対面したクリスティンは、困惑した。その少年は別人だったのだ・・・。
1920年代のロサンゼルスで実際に発生した誘拐事件の被害者家族の実話の映画化。監督はクリント・イーストウッド。

REVIEW
公開2週目で興行成績第2位。
Yahoo!映画のユーザー採点平均は、なんと4・46点。
こんなに満足度の高い映画って、どんな映画なのだろう?と興味津津で観に行きました。
いつもはかっこいい役が多いアンジェリーナ・ジョリーが、帽子を目深にかぶり、ある時には不安げな目で、またある時は、意志的な口元で、息子を誘拐された母親の気持ちを演じていました。
物語は、1920年代のロサンゼルスを舞台に、息子を誘拐された母親が、ロス市警によって、全くの別人を息子として押し付けられ、「息子ではない!」と主張すると、今度は精神病院に収容されてしまって・・・という実話です。
まったく不条理なこの話の背景には、世界恐慌直前のころの腐敗しきったロス警察の実態が隠れています。
チェンジリング(Changeling)とは、“取り替え子”の意味。
誘拐、母親と警察の対決、誘拐を手伝った子供の告白、母親を支援する牧師や弁護士の力添え、母親と犯人の対決・・・と何回も山場があって、飽きるところがありませんでした。
ラストに出てくる「HOPE(希望)」という言葉・・・この言葉があるからこそ、人は生きていけるのだと確信した映画でした。
そして、また、ラストのアンジェリーナ・ジョリーの姿が、横田めぐみさんの母・さちえさんに見えて、目頭が熱くなりました。
そんなわけで、映画
「チェンジリング」・・・この映画のアンチエイジング度は、3歳の若返りです。