STORY
1997年、コンビニを営むケンヂ(唐沢寿明)のまわりで、教授一家の失踪など、怪事件が起こる。
ケンヂやその同級生たちは、自分たちが小学生だった1969年に基地遊びをしていて書いた「よげんの書」のことを思い出す。
その「よげんの書」には、悪の組織、世界征服、人類滅亡、それを阻止する正義の味方など・・・空想の世界が描かれていた。
そして、ケンヂのまわりで今起こっている事件は、すべてこの「よげんの書」に書かれていたことにそっくりなのだ。
一体、誰が悪の組織を牛耳っているのか、それはかつての同級生なのか・・・ケンヂたちは、人類滅亡の危機を救うため立ち上がる・・・。

REVIEW
冒頭、中学生のケンヂが学校の放送室に乗り込み、T・レックスの曲「20th Century Boy」をかけてしまう場面から、すっかりハマってしまいました。
なぜって、そういうことって私の中学生時代にもあったから・・・。
この場面だけでなく、ケンヂの小学生時代に自分の小学生時代がオーバーラップして、とても楽しかった。
映画は、ケンヂが小学生だった1969年と、事件が起こる1997~2000年を行ったり来たりするんですけど、それがとっても面白い。
荒唐無稽な話といえばそれまでだけど、私が共感したのは、小学生のころ勝手に空想していたことで本人もすでに忘れていたようなことが、30年経っていきなり現実のことになって次々と起こったら・・・やっぱりだまってちゃいられない、なんとかしなくちゃと同級生たちが立ち上がるところ。
それは、正義感とはちょっと違うもの。
自分のしたことに対する責任感みたいなものかな。
私の小学生のころはまだ空地とかいっぱいあったので、秘密基地ごっこもしましたし、「よげんの書」は書かなかったけど、空想ごっこもごく当たり前の遊びだったように思います。
そんな昔のことは、この年になると覚えているはずもなく、また思い出すこともないのですが、もし、当時空想していたことが今目の前で起こったら・・・。
原作を読んでいないので、まったくの映画として私は観ましたが、話の筋もわかりやすかったし、実に面白かったです。
こんなに、わくわくした気分になったのは久しぶり。
原作を知らないのでよけい、ドキドキ感が味わえたと思います。
連載を読んでいた人は、毎週どんなに楽しみだったでしょうね。
私も早く、映画の第2章が観たいですから。
若い人も多かったですが、40代、50代の人にもおすすめの映画です。
よげんの書


そんなわけで、本格科学冒険映画
「20世紀少年」のアンチエイジング度はすごいですよ・・・8歳の若返りです\(^o^)/