STORY
近未来が舞台のSFアニメ。原作は森博嗣の小説「スカイ・クロラ」、監督は押井守。
遺伝子制御薬の開発時に偶然生まれてしまった永遠の子供=キルドレ。
思春期で体の成長は止まり、病気もしないキルドレは、戦争がない完全な平和な世の中で行われる“ショーとしての戦争”で、戦闘機に乗り、戦うことで生を実感している。
ある日、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素(くさなぎスイト/声・菊地凛子)の基地に、エースパイロットの函南優一(かんなみゆういち/声・加瀬亮)が赴任してくる。
彼らはともに、“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗り、殺されなければ永遠に生き続ける永遠の子供・キルドレだった・・・。

公開2日目、場内は若い男性がほとんどでした。
主人公のキルドレたちは、16~17歳のまま永遠に生き続ける子供。
戦闘機での戦いで死ぬ以外には、絶対に死なない運命を負っています。
自分は何のために生きているのかという実感がないということの切なさ、悲しさが美しい映像を通して伝わってくる映画でした。
思春期のまま成長もしなければ、老化もしない、病気にかからない、死なない・・・
不老不死を手に入れることは、人類が古代から追い求めてきたことなのに、年もとらなければ、死なないことが運命づけられてしまうと、なんとそれは虚無なことになってしまうのか!・・・と美しい映像を見ながら思いました。

思春期のまま年をとらないキルドレたちは、生きている実感をもてない現代人の姿を投影しているようにも思えました。
菊池凛子、加瀬亮、谷原章介、栗山千明らが声の出演をしていました。
賛否の声があるようですが、私はよかったと思いました。
特に、谷原さんの声の良さにはうっとりしてしまいましたよ。
そんなわけで、原作を読んでいない私には、少し難解な映画でしたが、映画
「スカイ・クロラ」・・・この映画のアンチエイジング度は、±0歳でした。
映画館にかわいいミニティッシュボックスがあったので、もらって帰りました。