Mrs.Bloggers [ミセスブロガーズ]
「素敵な映画を観ることはアンチエイジング!」と信じて映画館に通う映画好きの主婦のひとこと・ぼやき・etc・・・
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2008年04月27日のアーカイブ

「さよなら。いつかわかること」

STORY

シカゴのホームセンターで働くスタンレー(ジョン・キューザック)は、12歳と8歳の娘と暮らしている。妻のグレイスは陸軍の軍曹で、今はイラクに単身赴任中。
ある日、グレイスが亡くなったという報せがスタンレーの元に届いた。
突然の訃報に、スタンレーは幼い娘たちにどう伝えてよいかわからないまま、2人を外食に連れ出す。しかし、真実を告げることができない彼は、車を走らせ、フロリダにある「魔法の庭」という遊園地を目指す。
父親の突然の行動を不信に思いながらも聞き出せないでいる長女、遊園地に行くことを無邪気に喜ぶ次女。
遊園地で至福の時を過ごした後、覚悟を決めたスタンレーは海辺に娘たちを連れていって・・・。


     さよなr。いつかわかること1



「戦争で愛する人を失う」というテーマの映画はたくさんありますが、この映画は母親が兵士であるという新しい切り口のものでした。
事実、アメリカの現役兵士の14.3%は女性で、そのうち約40%は子供のいる女性なんだそうです。
母親を戦争で失った家族を描くことによって、今なお終わらないイラクへの派兵というアメリカの現実を静かに淡々と丁寧につづっています。

観客は、わりと冒頭で妻の戦死を知ります。ですから、娘たちに、母の死を、いつ、どうやって伝えようかという父親の思いを一緒に抱えながら、ストーリーに寄り添う気持ちを味わいます。

うすうす変だと感じながらも父に訊くことができないでいる長女、時折さみしさをみせながらも無邪気に旅行を楽しむ次女。ふたりの娘たちの演技も見ものです。

     さよなら。いつかわかること2


そして、音楽はクリント・イーストウッド。
この映画で静かに流れる音楽が涙を誘うのは、彼が「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で戦争の悲惨さ、無意味さを訴えたように、この映画が強い反戦の映画だからだと思います。

そんなわけで映画「さよなら。いつかわかること」・・・この映画のアンチエイジング度は5歳の若返りです。
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