STORY
パチンコ依存症で借金まみれのバスの運転手シンヤ(岡田准一)は、取立てに追われて、やむなくオレオレ詐欺で金を得ようとする。
ところが、電話の向こうの老婆と奇妙な交流が始まり、シンヤは病気の老婆のアパートへ行くことに・・・。
原作は劇団ひとりの同名小説。

ホームレス(西田敏行)、そのホームレスにあこがれるサラリーマン(三浦友和)、売れないアイドル(平山あや)、そのアイドルの追っかけ(塚本高史)、母の昔をたずねる娘(宮崎あおい)・・・と登場人物がバラバラに出てくるので、映画の冒頭は話の先が読めなくてちょっと苦労するかもしれません。
原作を読んでいる人にとっては、このバラバラな人たちが最後にどのように集約されていくのかが楽しみなんですが・・・。
原作を少しふくらませて、ラストにむけての盛り上がりがすごいので、予想に反し、泣いてしまいました。
西田敏行と宮崎あおい、この二人がやっぱり、うまいのです。泣かないぞって思っていたのに、泣けました。
これでは、岡田くんの映画じゃない、この二人が主役じゃんと思っていたら、そのあとにあったんですねぇ~、よりいっそうの盛り上がりが・・・やっぱり岡田くんの映画でした。
あまりに整いすぎているその容姿のために、パチンコで借金まみれの冴えないバスの運転手にはどうしても見えない岡田くん。

それでもじゅうぶん泣けちゃいましたから、やっぱりいい役者さんですね。
SPも評判だし、キムタクのあとを継ぐのは岡田くんかも。
たいせつな人がいることのたいせつさを気づかせてくれるいい映画です。
そんなわけで、映画
「陰日向に咲く」・・・この映画のアンチエイジング度は3歳の若返りです!